返済繰り上げの効果

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返済繰り上げについて

返済繰り上げとは、ローンを支払っている最中に、返済を前倒しする方法になります。 要は余剰資金ができた時にローンの支払いを少しでも楽にするために返済繰り上げをするのです。

返済繰り上げの効果

返済繰り上げには、期間短縮型と返済額軽減型の2種類の方法が用意されています。
返済繰り上げの効果は、それをすることで、その間の利息分を支払わなくていいということが挙げられます。
借入金3000万円で、返済期間25年、金利3%の返済方法の場合、約100万円を返済繰り上げすると、債務残高からその金額が差し引かれることになります。
そして、返済繰り上げして差し引いた残金から、ローン返済が開始されることになります。
このように、返済繰り上げをした時点から、それ以降の金額までを繰り上げて返済したことになり、結果、その間の分の利息の合計金額がカットされることになるのです。
結果的にその金額は、200万円を超えることになり、いかに返済繰り上げの効果が大きいかがよくわかるのです。

返済繰り上げの返済額軽減型では、元金そのものが減少するようになる方法です。
そして、それに伴って利息が減り、返済期間はそのままなので、毎月の返済額が減少する方法です。
返済繰り上げの返済予定表については、住宅ローン返済早見表ですぐに検索が可能です。
やはり、返済繰り上げをするには、色んな要素を考慮する必要があるので、実際にどの程度の効果が得られるのかをよく吟味する必要があります。
実際にどれくらい効果があるのかをシュミレーションで返済繰り上げするといいでしょう。
そうして実際の効果が実感できれば、家計をやりくりしてでも、返済繰り上げをすることで得をしたいという意欲が湧いてくるものです。

返済繰り上げをする場合は、同じ返済額ならできるだけ早い方が大きな効果があります。
借入金3000万円で、ローン開始から1年後か5年後に100万円を返済繰り上げすることを考えた場合、節約される利息額の差はかなり大きくなるのです。
期間短縮型では何と46万円、返済額軽減型では9万円もの差がでてくるのです。
返済繰り上げをする人が多いことから、少額から対応してくれる金融機関も最近では増えつつあります。
しかし一般的な返済繰り上げでは、50万円から100万円程度のまとまったお金が必要とされています。
そうした返済繰り上げに対応するために、まとまったお金で資金運用をして、より一層利益を増えそうとする人もいますが、大きな危険も含んでいるので注意が必要です。
色々な金融商品がある中、運用するには、かなりの知識と経験が要求されるからです。
資金に余裕ができた時点で、返済繰り上げでローンの返済を減らすことを考えましょう。